(って、春夏秋冬なんて四季はないシンガポールなんですけどね(笑))
なもんで、同じクラスのメンバーと2人で、普段なかなか行けないところに”あえて”、”わざわざ”行ってみよう(笑)、という話になり。
「春休みだよ!シンガ島内遠足~♪」
ってなノリで出かけてみました。
行き先は…。
「ハウ・パー・ヴィラ 虎豹別墅」
シンガポール南西部にある、その昔は「タイガーバーム・ガーデン」と呼ばれた、それはそれは有名で広大な庭園であ~る!
”タイガーバーム”って軟膏がありますよね。
若かりし頃(笑)は、”なんにでも効く万能軟膏”って言いながら、”オロ●イン”ばりによろしく、シンガポールや香港に出張や旅行に行った時に自分で買ったり、友人に買ってきてもらったりしたものです。
日本でも”龍●散”出してる会社が日本人用にアレンジして販売してるようですが、アレ、ミャンマー生まれの中国人、胡文虎(Aw Boon Haw)さんと胡文豹(Aw Boon Paw)さんの兄弟が、1910年代にミャンマーで販売し始め、その後東南アジア各地で爆発的に売れるようになったという、それはそれは歴史ある軟膏なんだそうです。
商売繁盛で大金持ちになった兄弟は、1920年代にシンガポールに移住して、現在の「ハウ・パー・ヴィラ 虎豹別墅」がある場所に大邸宅を建てたのだそう。
敷地内に「タイガーバーム・ガーデン」という名の庭園を建築し、それが色々な変遷をたどり、「ハウ・パー・ヴィラ 虎豹別墅」として現存しています。
とまぁ、歴史的価値ありそうなこの「ハウ・パーヴィラ」、その昔は香港にもあって。
シンガポールと香港のガイドブックには必ずといっていいほど大きく取り上げられていたものですけど。
現在、香港の方は閉鎖されてて、実際に見られるのはこのシンガポールだけ(@_@;)
とはいえシンガポールの方も、たま~にちょっとだけガイドブックで見かけることがあるくらいで、その存在自体を知らない人も多かったりしますΣ(゚д゚lll)
実はですね、私、そのむか~しむかし(そう、若かりし頃)、香港のにもシンガポールのにも行ったことがあるんですけど(;´∀`)
来星以降、この庭園の存在に、特段の意識を持つことなく過ごしてきました(^^;;
まぁ、まーね、申し訳ないんですけど、その程度の存在なわけですよ、(*_ _)人ゴメンナサイ。
なんの事前知識もなく訪れた当時、庭園内に繰り広げられる”驚愕”の光景に言葉を失ったのは事実ですから。
「なんだこりゃ…(゜д゜)」って。
そんな中、私が、コチラでの生活においてしょっちゅう参考にしてお世話になっているシンガポールの有名な日本語情報サイト、”AsiaX”で、来星間もない頃に掲載されていた現在の「ハウ・パーヴィラ」が紹介記事を、最近目にする機会があって。
この記事がまた、「ハウ・パーヴィラ」の中にある”驚愕”の像やジオラマを、とても魅力的なものとして表現しているではありませんか!
シンガポール生活情報 AsiaXのウェブサイト
”熱帯綺羅 童心にかえって昔話や伝承の世界へ「ハウパーヴィラ」” ↓↓↓↓↓
http://www.asiax.biz/life/kira/211k.html
どうやら、私の未熟さゆえに、胡兄弟の崇高なメッセージを理解できなかったのかもしれない…。
あれから●十年の歳月を経て、感じ方が変わっているかもしれない。
ここはひとつ改めて訪問してみようではないか!!!
という、長い前置き。←すみませんm(。・ε・。)m
2011年11月に全線開通となったMRT・サークル線、Haw Par Villa Stn.(ハウパーヴィラ駅)が、今回の目的地、「ハウ・パーヴィラ」の目の前にあります!
ってことで、アクセスもぐ~んと良くなりました♪
友だちとはこの駅で待ち合わせ(*^_^*)
シンガポールのMRTのほとんどの駅は改札が1ヶ所しかない、もしくは数ヶ所あってもそんなに広くないから、日本にいた頃みたいに「どこの改札前~?!」みたいに慌てなくていいですね(*´∀`*)
そして地上に出ると、はいっ、コチラ(^-^)/
うぅむ、この色彩といい、造形といい…。
胡散臭さがプンプンです(^^;;
まぁ、入ってみましょう!
入場無料ですし、お気軽に♪
儒教の孔子、仏教のブッダ、道教の八仙と、確かにテーマはこうした教えをジオラマや像で示しているらしい。
ふむふむ…。
中国古典文学の神怪小説(民間信仰の神々が登場し術を競う話)というジャンルで、最も有名なお話の一つ、”封神演義”という小説の主人公、伝説の仙人・姜子牙の像。
あら、なんだか結構しっかりした意味があるのねぇ~、なんて思って歩いていると…。
(注)以下、刺激的な画像が一部含まれております。ご注意ください!
で、でた━━━━!!
巻貝シスターズ!
そして、カニ女に、ホタテ女!!!
なんなの、これー(゜´Д`゜)
い、一体、なんの意味があるというのか?!
ここにはなんの説明書きもない…orz
取り囲む池には、素知らぬ顔のカメたち…。
パンチ一撃と膝カックンされたような心境の私たち。←なんだそれ。
気を確かに持って、先に進みます(*´д`;)…
あー、なんだこれー(;_;)
えっ?ゴリラ??痩せてるし???
ってか、なんでゴリラ?
ファンタジーっぽいけど、あんまかわいくない…(T ^ T)
心が折れそうだけど、前に進むしかありません。
すると…。
イイことを教えてくれそうです★
ってこれ?!
「勤勉の大切さ、窃盗をするのではなく倹約すること、寛容であること、善悪を知ること、子として従順であること、宗教への畏敬の念を払うこと、忠誠、謙遜、友情の大切さ」
を表しているらしいのですが…。
みなさん、何してるのかしら?
ぎょへっ、笑ってる?
シェーっ!
おじさん、だれ?
なんか、後ろの人、足食いちぎられそうだし…( ゚Д゚)
すみません…、皆目理解できません…。・゚・(ノД`)・゚・。
でも、がんばろう、一歩でも前に進まないと…。
っと、”西遊記”コーナー♪
これは理解できそうヾ(*´∀`*)ノ
♪ニンニキニキニキ、ニンニキニキニキ、ニニンが三蔵~♪
♪ニンニキニキニキ、ニンニキニキニキ、ニシンが悟空~♪
猪八戒、意外と痩せてる(笑)。
沙悟浄、なんでこんなシーンなの?!←上にのしかかられて、今にもやっつけられそう…。
かわいそうに(* ̄□ ̄*;
”西遊記”コーナーの最終シーン ↑↑↑↑↑
三蔵法師が女たちに誘惑されてる…Σ(゚д゚lll)
どうしても人々に伝えたかったシーンなのでしょうか( ̄- ̄)
さぁて、暑い中、ここまでかな~り歩いてきました。
それに加えて、たくさんの奇妙なジオラマたちの造形が、ボディブローのように効いてきて。
足取りも重くなってきました(;´д`)
もう一息です(笑)、頑張りましょう!
随分と下まで降りてきました。
さっきまでは、白い棟の向こう側の高台のエリアを見て回りました。
このキレイな門が邸宅の入口だったようで、高台から見下ろすように建っていたらしいです。
立派な門の横には…。
「タイガーバーム・ガーデン」の名を轟かせるような、虎の像!
んで、先に進むと…。
なんと!
タイガーバム子ちゃん、タイガーバム蔵くんに…。
タイガーバム夫くん(≧∇≦*)
煤けた風貌と、下がり眉。
笑っているのか、憂えているのか…。
更なる先の展開を暗示しているような…。
実はこの先、”地獄の法廷”という屋内施設がありまして。
入り口には…。
胡兄弟が実際に乗っていたという痛車、ぢゃなかった、自家用車!
い、イタすぎる…( ̄▽ ̄;)!!
失笑しつつ進むと、本気でヤバイ光景が目に飛び込んできました(><)
(注)以下、再び刺激的な画像が一部含まれております。ご注意ください!
ぎゃーっ!生首ぃーっ(((゜Д゜;)))
この先は、お化け屋敷みたいで、ってか血みどろだったり、グロかったり…。
直視できないっつーの、まぢでヽ(;´Д`)ノヤメテー
なので、写真も撮れませんんんっ!!!
でも進むしかないので、やっとのことで出口にたどり着くと…。
なんだかなぁ、もぉぅ、繰り広げられる大人の世界…orz
完全にノックアウトです、アタシ…○| ̄|_ =3
やっぱりこの場所のコンセプトは、凡人の私には理解不能でございます(T_T)
まだまだ修行が足りないようで…。
心技体共に鍛え直さねば…、って、へっ?!お相撲さん?!
自由を求めて旅立つか…、って、へっ?!へっ?!自由の女神?!
きっと、パンダにも。
銭くわえたカエルにも。
全て何かの意味を持って作られたのでしょうね、胡兄弟。
あなたたち2人の思いが、このシンガポールで伝え続けられることを祈ります( ̄◇ ̄;)
どうですか?みなさん。
春休みの遠足に、もってこいの場所だったでしょ(笑)。
MRT・サークル線、Haw Par Villa Stn.(ハウパーヴィラ駅)でアクセス便利な「ハウ・パー・ヴィラ 虎豹別墅」。
暑さ対策万全にして、お出かけください♪
そしてどうぞ、この庭園のすばらしさを、凡人にわかりやすく教えてくださいませ~★
そういえば、ほんの数ヶ月前、日本では「モヤモヤさま~ず」って番組で、さま~ずがココを訪れて紹介したらしいですよ!
今、日本ぢゃホットなのかもー(笑)?!
「ハウ・パー・ヴィラ 虎豹別墅」
262 Pasir Panjang Road 118628
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