2013年2月8日金曜日

旧正月にはミカンがいっぱ~い(^ε^)-☆!!

2013年2月10日は陰暦の1月1日、そう、旧正月です。
中国・台湾・香港の人々や、シンガポール・マレーシアの華人にとっては、とても重要な祭日なんだそうですよo(^o^)o
中国・台湾・香港では「春節」シンガポール・マレーシアでは「中華正月」または「華人正月」と呼ばれます。

日本人にとって元日の1月1日が重要な祭日ですけど、華人にとっては普通の休日。
1月2日から会社とかやってますしね( ̄▽ ̄;)
ところが、この旧正月は街じゅうがお祝いムードで華やいでいます

私はシンガポールで中国語学校に通っているのですが、今週は先生が、華人のお正月の過ごし方や、風習などを教えてくれました。
年が明けてから、いろんな飾りつけや売りものを目にして、

これは何だろう
なぜこうなってるんだろう

と、たくさん疑問に思っていたことがたくさんあったので、今週の授業はとても面白かったです。

さて、先生から聞いたお話の中からちょっとだけ…(´▽`)
最近、スーパーや近所の果物屋さんでは、ミカンが大量に販売されています。




とにかくスゴイ量です(*゚▽゚*)

華人の方たちは、お正月のお休み期間中に、親戚や友人の家に年始のご挨拶に伺うのが習わしなんだそう。
特にシンガポールでは、その年始回りの際に、ミカン(オレンジ)を「2つ」持っていき、相手のお宅に差し上げるのだと。

なんでか~Σ(゚д゚)
理由は「ミカン(オレンジ)」の中国語「桔子 (ju zi)」の”桔”と、「めでたい」という意味の「吉祥 (ji xiang)」の”吉”の音が似ていて(←そうかぁ?!)、字も似ているので、誰かにミカンを贈ることは、その人に「吉祥」を贈るということを意味し、縁起の良さを伝えることになるからとのこと。
また、華人は偶数が縁起の良い数字として好むので、贈る数は「1つ」ではなく、「2つ」なのだそうです。

ほぉ、とにかくおめでたいことなんですね

すると、ご挨拶に伺ったお宅からは、またミカンをもらって帰るんですって
お正月休み中は、シンガポール国内で、た~くさんのミカンがグルグル、ぐるぐると循環することになりますね(笑)。
もちろん、ミカンを「2つ」だけではなく、大量に贈り物を持って挨拶に行くんだそうですよヽ(*´∀`)ノ

それから、ミカンとは違いますが、ポメロ(ザボン)もよく売られています。





コレも「ポメロ(ザボン)」の中国語「柚子(you zi)」が「有(you)」という漢字の音に似ていて、「欲しいものが手に入りますように」という願いを込めて、お家に飾るのだそうです。
語呂合わせが本当にお好きなようです


日本のお正月準備同様、この数週間、華人の方たちもお正月を迎える準備で大忙し
みーんなたくさんの買い物をするため、デパートもスーパーも大賑わいなんです。

さぁて、このお正月期間はスーパーもデパートも、商店もお休みになっちゃうところが多いから、私も食料品や日用品、買っておかなくちゃヽ(^。^)ノ

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