2013年2月28日木曜日

あこがれのモルディブ旅行♪ ★4日目・その2(マーレ市内観光→シンガポール帰国)★

マーレ国際空港の入口に着いてマイクロバスを降りると、リゾート担当のスタッフが、私たち2人に「フライトはシンガポールエアラインですよね」と聞いてきました。

「そうです。」と答えると、「まだ空港のチェックインカウンターが開いていません。」とな。
そりゃぁそうですよねー、まだ17時前だし、フライトは23時25分だしねん。

当初より私たちは、フルレ島に戻ってきた後は、空港に荷物を預けてから2人でマーレ島にドーニで渡り、マーレ観光をしようと考えてました。

すると、さっきのスタッフが、「もしよろしければ、マーレを専属ガイドをつけてご案内するツアーをアレンジしますがいかがですか」と言うではないですか
よく聞けば、これはセンターラのサービスのひとつで、リゾート滞在者のうち、マーレからのフライトが夜遅い人に追加料金なしでアレンジしてくれるんだそうです。

そーゆーことなら…えへっ(  ̄▽ ̄)
ってなわけで、お願いすることにしました。

まずはスーツケースを係りの人に渡して。
笑顔の眩しいモルディビアンのガイド、Abdulla Waheedさん、ニックネームはShaggyさんにご挨拶

さっそく、フルレ島→マーレ島へのドーニに乗り込みます


ドーニには私たちのような旅行者は少なく、地元の人たちが多い気がしました。
それは、料金の支払う通貨がそれぞれ異なるからでした。

モルディブの現地通貨はルフィア(Rf)ですが、米ドル(US$)が広く通用されていて、リゾートでの支払いはほぼUS$。
マーレでもほとんどのお店やレストランでUS$が使えるため、観光客はRfに両替する必要がありません。
なので、ほとんどの観光客は、マーレのお店でUS$のキャッシュで支払い、そのお釣りをRfをもらうようなことがなければ、Rfを手に入れる機会はとても少ないようです。

ドーニでは観光客はUS$、地元の人たちはRfで支払っていることから大体の見分けがついたので、私たちが乗ったドーニでは地元の人たちが多いと思ったのでした。


マーレに向かって出航(^-^)


途中で係員が集金に回ってきます。
ガイドのShaggyさんに「いくら払えばいいの?」って聞いたら、1人US$1と言われたので、2人分のUS$2を係員に渡しました。

マーレまでは約10分。
Shaggyさん曰く、このドーニは24時間運行なんだって(゚д゚)

マーレに着くとびっくりするほどのバイクの数(笑)。


人々の足の主流だそうです。

さて、マーレに到着(上陸)(*´∀`*)
Shaggyさんについて、見所を効率よく回ります

海岸沿いの道に並行する1本奥側の道を進みます。
まずは「国会議事堂」


"People's Majlis"の上にある文字がモルディブの国語「ディベヒ語」の文字で、アラビア文字を簡略化した「ターナ」という文字だそう。


えぇ、読めません、モチロン(^^;;
アラビア文字系ですからね、右から左に読むそうですよ(゚Д゚)ノ

次は「Hukuru Miskiiy フクル・ミスキー」
イスラム教の寺院て、「モスク」って言うのは知ってたけど。
モルディブでは「ミスキー」って言うんだって。
「モスク」って言っても通じないんだそうです。

んで、この「Hukuru Miskiiy フクル・ミスキー」は、モルディブ最古の建造物で、1656年建造。
残念ながら、観光客は入れません。
敷地を囲う塀は低かったので遠目で眺めてみました。
そして、すぐ隣の塔(ミナレット)の前でパチリ。


ミナレットとはどこのモスクにも付属する高い塔。
礼拝の時を人々に呼びかけるためのものなんだけど、このずんぐりむっくりな形のミナレットは、初めて見ました
これは1675年の建造物。
現在は使われてなくて、この後に行った「イスラミック・センター」が礼拝の時を知らせているんだって。

道路の反対側には、「ゼヤラス墓地」


モルディブは現在イスラム教国家ですが、12世紀ころまでは仏教国だったそう。
このころ、アラブからやってきた商人のバルベリさんがモルディブの君主となってから人々がイスラム教を信仰するようになったと。
ここは、モルディブの人々をイスラム教に改宗させたという聖人のバルディブさんを祀ったお墓です。
でも、ここも観光客は入れませんでした。

そんでもって「ゼラヤス墓地」の隣が、「旧・大統領官邸」


カワイイ~(*´`)
建物は1913年建造だそうです。



君主制国家→共和制大統領の独裁国家の歴史を経て、2008年に元ジャーナリストの新大統領誕生後は民主化が進み、新しい官邸に移ったので、今は使われていないそう。


Shaggyさんは写真をいっぱい撮ってくれます(笑)。

歩みを先に進めるとそこは国防軍の建物。
この周辺は撮影禁止区域のため、しばらく緊張しながら歩きました(^^;;

撮影禁止区域を抜けると、とても大きくてキレイな建物「イスラミック・センター」が見えてきました


モルディブ最大のモスクで、5000人以上の人を収容できるんですって。
日が暮れた空の色と、真っ白な建物とのコントラストがとてもキレイです
右上にチラリと見えるのが黄金色のドーム(^-^)
ここは観光客でも午前中ならば内部の見学ができるそうですよ

ココまで来て、今度は海岸の方に向かいます。


マーレ住民の憩いの場となっている「ジュムフーリー・メイダーン」という大きな公園には、ものすごい大きな国旗が掲げられています\(◎o◎)/
国旗の下に停まっている車との大きさを比較するとわかるでしょうか?!

そして目の前の海岸には、大きな屋根が


Shaggyさんによると、ここは桟橋。
え~、私たちがドーニで着いたところとは全然雰囲気違いますけど?!
と思ったら、ココは大統領専用桟橋なんですって。
大統領が乗り降りしないときは普通に入っていいそうです(#^.^#)
至れりつくせりのShaggyさんは、「写真撮りますよ」としょっちゅう言ってくれます(´▽`*)アハハ

さて、海岸沿いをさらに西に進むと、マーケット地区です。
ここは「野菜市場」


倉庫みたいな中に通路がいっぱいあって、その両側に小さなお店がぎっしり並んでいます。

野菜や果物がいーっぱい





国土で農作物が育たないモルディブでは、これらは全て輸入品だそう。
輸送が大変だ…(。-_-。)


Shaggyさんが、上の写真の茶色い棒みたいなやつを”モルディブ・チョコレート”だよ、と教えてくれて、お店の人が試食させてくれました。
チョコレートというよりは、デコレーションケーキの上に乗ってる砂糖菓子のような食感でしたね。
おやつとして食べるから、おみやげとかにイイみたいだけど、絶対食べきれない自信があったからやめちゃった(笑)。

野菜市場を抜けると、目の前には船着場。
何隻も船が止まっていて、たくさんの人がいました。
インド洋のあちこちの島から、何時間も何日もかけて物資を売ったり買ったりしに来た人たち。
船の上には洗濯物が干してあったりと、生活感が感じられました。
写真がうまく取れなくて残念…orz

そして道路をはさんだ向かい側には「魚市場」
こんな時間にやってるの~?!?!と思ったら。


やってた
どうやらマーレの魚市場は夕方が一番賑わうんだそうです(゚o゚;;
理由は、朝出て行った漁船が夕方に港に戻ってくるから~ヽ( ̄▽ ̄)ノ
でも、私たちが行ったのは8時くらいだったから、さすがにほぼ終わりの時間でしたね(^^;; 



もともと漁業が主流の産業だったモルディブ。
モルディブ人はとーってもたくさん魚を食べるそうですo(^o^)o
食料のほとんどを輸入に頼っているモルディブでも、魚は例外
輸入大国モルディブでも、額にすると少ないけど、冷凍カツオやマグロの缶詰、干しカツオなどを輸出してるんだって~(´ー`)

このあと、海岸を背にして南に伸びる大通り、Chandanee Magu (チャンダニー・マグ)のショッピング街を進んで、スーパーマーケットに連れてってもらいました


ショッピング街といっても数十mの、こんなカンジ ↑↑↑↑↑ なんですけどね(´▽`*)
それでも車やバイク、人通りがとても多かったです

そしてスーパーマーケット


店内は品数豊富~


ビールかと思ったけど、マーレではアルコールは販売されていないから、これは全部清涼飲料
上の写真の左下に、Qoo(クー)が写ってる~'`,、('∀`) '`,、



ものすごい輸入品の数々ですね。


魚もこんなんして売られてましたよ(*´∀`*)

さてと。
結構歩いてきました。
かれこれ3時間くらい…(´Д`;)

さすがに疲れてきたのと、どっかのタイミングで夕ごはん食べなきゃ、と思っていたところでShaggyさんが、ディナータイムにしましょうと言ってくれました
カレーが食べたかったので、近くのレストランに連れてってもらいましたよヽ( ̄▽ ̄)ノ




価格表示は現地通貨Rf表記です。
ちょっと焦った…(´Д`;)



あんまり期待してなかった(笑)けど、量も味も十分でしたよ
値段はちょいと高めだったけど、観光客向けレストランの相場というところでしょうか。
US$建てで料金請求されましたが、しっかりとしたレートで換算してくれてました(^▽^)

夕ごはんのあとは、タクシーに乗って船着場へ一気にGO~
マーレのタクシーは、距離に関係なく乗ってから目的地まで料金均一のUS$2(*'▽'*)
島を1周しても、100m乗ってもおんなじ

レストラン出たところで捕まえたタクシーに乗って、所要時間約5分、来たときと同じ桟橋に到着~。
ドーニもすぐに出航しました。
来る時と同じように、係員が集金しに来たので、2人分US$2を支払いました。

空港のあるフルレ島に向かう間、Shaggyさんが自分のふるさとの島のことや、家族のことを話してくれました。
iPhoneに撮りためたたくさんの写真も見せてくれました。

今回私たちが滞在したリゾートもと~ってもキレイだったけど、Shaggyさんのふるさとの島は、マーレから何百kmも離れた赤道近くのローカルアイランド。
写真からだけでも十分に、人の力で作られていない、自然の本当の美しさが感じられました。

驚いたのは、Shaggyさんのお母さんが私と同じ年齢だったことΣ(´∀`;)
モルディブ人の初婚年齢は平均で17~8歳くらい。
田舎の島だと、15歳くらいなんですって。
そして1人の女性は、大体6人くらい子どもを産むらしい(゚д゚)

あとイスラム教ゆえの結婚観があって、結婚・離婚がカンタン(^^;;
それから男性が経済的に裕福なら妻を4人までもってイイと。

そんなこともあってか、Shaggyさんの実家の近くに住んでる男性は、なんと子どもが22人もいるんですって!
ウヒョォォォォォ(((゜Д゜;)))

なんて会話をしてるうちに、フルレ島の桟橋に着きました


ドーニの後ろの方に見えるのは、マーレ市内の街の光ですね



出国ロビーに着いて、Shaggyさんとはココでお別れ( ´ ▽ ` )ノ
サービス精神満点の、とてもステキなガイドさんでした
ガイド料はリゾートの宿泊料金に含まれているので、彼にはチップを渡しました(^-^)
どうもありがとう(=^0^=)

預けていたスーツケースを受け取って、こちらにはUS$5を支払って、出国手続き…。

とってもとっても充実した私たちのモルディブ旅行は、こうして終わりを告げたのでした


本当にすばらしい時間を過ごし、経験をすることができました
いつもそうだけど、今回もダンナには感謝、感謝
立派な奥さんにはなれず申し訳ないけれど( ̄▽ ̄;)、感謝の気持ちは忘れずに、これからも一緒に過ごしていきたいと思っております

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