2013年10月24日木曜日

名門ラッフルズホテルのハイティーってどやさー?! 「Tiffin Room ティフン・ルーム」

シンガポールの名門ホテルと言えば、白亜の優雅な姿がまぶしい「Raffles Hotel ラッフルズホテル」
イギリス統治下時代の様子を今に伝える国指定の歴史的建造物で、伝統あるコロニアル調のこのホテルには、何世紀にも渡って世界のセレブリティが宿泊してるのだとか。
MRTのCity Hall駅から歩いてすぐの街なかにありながら、たくさんの深い緑の木々に囲まれた敷地内は、外の喧騒を忘れさせてくれるとてもステキな空間です


宿泊料が高額ぞろいのシンガポールのホテル
その中でも、全室スイートルーム、伝統と歴史が上乗せされたこの「ラッフルズホテル」はシンガポール最高級ホテルの中でもずば抜けてお高いんだそう…(´Д`)
そりゃぁ、気軽に泊まってみよう~とはなりません、デス。
宿泊棟は宿泊者限定エリアのため、ステキな外観を眺めては、いつも正面玄関を入っていくゲストをうらやましく思っていました。
そんな「ラッフルズホテル」も、レストランなどの飲食施設は宿泊者じゃなくても利用できるのですが、まぁこちらもなかなか行く機会がなくこれまで過ごしてきたのでありました。

シンガポール生活1年半が過ぎ、そんなエクスクル~シブな雰囲気満載の「ラッフルズホテル」のレストランに、やっとこさ行く機会が来たのですー(´∀`*)

その名も「Tiffin Room ティフン・ルーム」


こちらはビュッフェスタイルでインド料理が楽しめるレストランですが、シンガポールの食文化のひとつである”ハイティー”が、「ラッフルズホテル」で堪能できるということで観光客に大人気なところでもあります。

「Tiffin Room」のウェブサイト ↓↓↓↓↓

シンガポールで初めてできた友人が、来月バンコクへ引っ越すことになったので、食事しながらたっぷりおしゃべりしようという話になり。
シンガポールでの思い出になるよう、”シンガポールらしさ”という観点から”ハイティー”を選択。
そして”ハイティー”にもイロイロあるけれど、場所を決めるにあたり、すんごく有名なのに住んでるとなかなか行かない「ラッフルズホテル」にしようとなったわけです(^-^)/

ぶっちゃけた話、ここ「Tiffin Room」”ハイティー”経験者の感想を聞いたり、ネットなどで見たりすると、まぁイイことはあまりなさそうなんですよね(;´∀`)
”ハイティー”そのものの内容も、サービスも(゚д゚lll)

それでもね、シンガポールのアイコン、泣く子も黙る?あの「ラッフルズホテル」ですから(笑)。
やっぱシンガポールにいる間に行っとかないと( ノ゚Д゚) ってことで、敢えて決断( ̄▽ ̄)

予約は必須ということなので、電話にて手配しましたよ
”ハイティー”は15:30~17:30の2時間のため、電話オペレータもこちらが時間を言う前に、「15:30で予約承りました」とさ。
もちろんそのつもりでしたけどね(#^.^#)

さて。
ドレスコードがスマートカジュアルなので、いつもはあまりしないオシャレもして、予約時間15分前に到着。
と、すでに大行列━━━━!!
まだ入口は閉じられていて、みなさん入店待ち(゚д゚)
欧米人の団体ツアーのグループもいらしてて、ほんと大人気なんだなぁ。

さぁて、開店時間の15:30になりました(^o^)/
が、なかなか列が進まない…。
みーんな予約客なのに、受付のオペレーションがうまく回っていなくて、1グループ案内するのにめっちゃ時間かかってる(^^;
でもま、仕方ないので弾丸おしゃべりしながら待ってると、やっとこさテーブルに案内されました。



建物の中も白基調なんですねー
店内はすでに利用者のおしゃべりで賑わっていたり、BGMや楽器演奏のボリュームが大きすぎて、落ち着いた感じはあまりありません( ̄◇ ̄;)

席に着くと、「コーヒーか、紅茶か、シンガポールスリングか」と飲み物を聞かれました。
他の”ハイティー”では普通の、紅茶の種類を選ぶ、ということはここではないので、全員紅茶をオーダー。
程なくテーブル上のカップに紅茶が注がれ、3段トレーが運ばれてきましたーヾ(⌒ー⌒)ノ





奥のカウンターには…。


飲茶系4種。


別料金のシャンパン。←もちろんスルー 笑



確かに種類少なめ、上品なスイーツたち。


ハイティーに欠かせないスコーンもモチロンありました。

正直、フツーです、お味(´∀`)
事前リサーチどおりだったので、ガッカリ感とダメージはあまりなく、むしろネタ的にオッケーデス(#  ̄ー ̄)〇

ホールスタッフについては、まさにシンガポールあるあるが満載。
まだ明らかに手をつけていなくて、これから食べようとしているお皿をさげようとし、「まだ食べるよ」と言っても持っていこうとするし( ̄▽ ̄;)!!
紅茶のオカワリをお願いしても、ぜんぜん持ってきてくれないから、何度も何度もお願いすることになるし。←ってか、お願いされたことを忘れちゃって、違う仕事をしだしちゃうんだけど。
あわてて紅茶を注ぐもんだから、まわりにこぼれちゃうし(;´д`)
忙しいと全然周りが見えなくなっちゃうのに、ちょっと手が空くと、まだ紅茶がたっぷり入ってるカップにさらに注ぎ足そうとするし…orz
スタッフの人数は結構いるんですけどね。
ここまでくると、怒るとか呆れるとというより、笑ってしまうという…'`,、('∀`) '`,、

本当に「シンガポールでのイイ経験」ということで、みんなで納得~(^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)

それでも限られた時間で、たっぷり食べて、飲んで、しゃべり倒して、と。
2週間後にはバンコクへ行ってしまう友だちとの、シンガポールでの最後の時間を楽しんだのでした

シンガポールでの生活では、出会いと別れの繰り返し。
みんないろんな国からやってきて、いろんな国に旅立っていく…。
シンガポール人の友人・知人もいるけれど、人口の約30%ほどが永住権を持たない外国人(私もそう)であるこの国では、そりゃぁまぁ、これが結構当たり前のことだったりして。
私自身も期間限定のここでの暮らし。
まだたったの1年半の間に、たくさんの新しい友人ができたけど、その一方でたくさんの友人を見送ってきました。
寂しいのはもちろんだけど、それでもまたどこかで会えるような根拠のない強い思いもあって。
今日もまた、笑顔で「またね」と言ってお別れしたのでした。


ほぼ最後まで店内に残っていた私たち。
もうココに来ることはないかなぁ~、なんて話しながらお店を出ようとしたら、ドアが封鎖されてて。
ちょいと焦りつつ、入ってきたときとは違う方向に歩いていくと…。
そこはホテルのロビー(*'▽'*)


図らずも昔ドラマで見た憧れの空間に足を踏み入れることができました(*≧∀≦*)
Hさんのおかげっ
本当にありがとうございました

コスパとしてはあまりよろしいとは言えない「Tiffin Room」”ハイティー”ですが、いろんな意味で貴重な経験ができると思いますよ
まだ未経験のみなさん、一度行かれてみてはいかがですか?!


「Tiffin Room」
1 Beach Road, Raffles Hotel, 189673
TEL +65-64121816

0 件のコメント: